2008-01-01から1年間の記事一覧

【本稿は、日付指定機能によって、過去に遡って書いたものです。】

ロンドンに到着

ロンドン南部を飛行しながら高度を下げ、右旋回してロンドン・ヒースロー空港RWY9Lへの進入路に乗ります。どんより曇った田園地帯を降下し、15:51着陸。ターミナル3に向かって、ゴトゴト地上走行していきます。332番ゲートに例の「NO WAY BA/AA」号がいまし…

NH201便の旅

11時頃から47番搭乗口でロンドン行きNH201便の搭乗が始まりました。私の席は11A。あいにく真横に空調ダクトの壁があって、体を乗り出さないと窓外の景色が見えません。-381ERのCクラスで機窓の景色を楽しみたければ、5A/Kと11A/Kは忌避すべきでしょう。11:37…

第4サテライトの旅客機たち

がらがらの保安検査場と出国審査場を抜けて、第4サテライトへ急ぎます。まず、自分の搭乗機を確認すると、JA779A(B777-381ER)でした。2007年4月就航の若い機材です。「どうせ若い機材なら、JA777AがB777らしくてよかったなあ。」と思います。 JA8096は、41…

展望デッキからの眺め

ちょうど目の前のRWY34Lを離着陸に使用していました。旅客機に混じって、NCAのB747-481F(JA02KZ)やANAのB767-381F(JA601F)などの貨物機も重そうに離陸していきます。同型の旅客機と比べて、滑走距離が全然違います。27番ゲートにヴァージン・アトランテ…

英国出張に出発

急遽、英国に出張することになりました。例によって、2泊4日というトンボ返りの出張です。11:35発のNH201便に乗るためには、新宿発の成田エクスプレスでは間に合わないので、東京駅まで行き、8:00発の成田エクスプレス9号(2009M)に乗りました。253系Ne-108…

【本稿は、日付指定機能によって、過去に遡って書いたものです。】

四世津大夫の「一谷嫩軍記」のCD

昨日、文楽公演を観たばかりの「一谷嫩軍記」のCDがHMVから届きました。四世竹本津大夫と竹澤団七による「熊谷陣屋の段」*1の素浄瑠璃の録音です。四世津大夫は、「筒一杯」と形容される豪放な芸風で知られた太夫です。さっそく聴いてみると、一言一句噛み締…

「パリ−ニューヨーク20世紀絵画の流れ」

「ふるさとホール」での文楽公演が16:20頃に終わったので、隣の府中の森公園の中にある府中市美術館に行ってみました。ちょうど企画展「パリ−ニューヨーク20世紀絵画の流れ」をやっていたので、受付終了間際に入場しました。アメリカのヴァッサー大学のコレ…

十月地方公演

夢のお告げ 朝起きてから、府中の森芸術劇場のチケットセンターに電話しました。「今日の文楽公演・昼の部の当日券はありますか。」「昼の部は完売で、当日券もありません。」あーあ、やっぱり補助席も出ないか、橋本公演と同じだな、と思って諦めることにし…

月面写真

月齢14.2の月がきれいだったので、月面写真の撮影に挑戦してみました。オート撮影のズームでは、露出過多で真っ白になってしまうので、シャッタースピードを1/2000に上げると、下のような写真が撮れました(トリミングしてあります)。主要な海はすべて確認…

Do228-212

15:15頃、調布飛行場のRWY17から小型機が離陸してきました。南下しながら高度を上げています。機影からDo-228だろうと見当をつけ、双眼鏡で覗くと、やはりそうです。15:00発の新中央航空105便大島行きのようです。P80の18倍ズームで追尾します。鳥の翼のよう…

日本民家園

長女が図書館に試験勉強に行ったので、妻・次女といっしょに日本民家園の「白川郷」に蕎麦を食べに行くことにしました。天気もよくなったので、自転車で出掛けました。古民家の中で食べるなめこ蕎麦は格別です。食後、園内を散策しながら船越の舞台まで登り…

葛西臨海水族園

長女が中間試験の準備に入り、外出できないので、暇を持て余している次女と二人で葛西臨海水族園に出かけました。次女は、乳幼児の頃に行っただけなので、何も覚えていなかったようです。3連休の中日ですが、首都高3号線・都心環状線・湾岸線とも空いており…

柿生線

上の「テアトロ ジーリオ ショウワ」の写真は、向かいの商業施設「サティビブレ」の立体駐車場から撮影したものですが、4本の線が斜めに走っています。これは、西東京変電所と京南変電所を結ぶ154KVの送電線路・柿生線の架空線*1です。小田急線の線路の向こ…

昭和音楽大学の「夢遊病の娘」

妻といっしょに、新百合ヶ丘に昭和音楽大学のオペラ公演を聴きに行きました。演目は、ベッリーニの「夢遊病の娘」*1です。ベッリーニ愛好者の方々には申し訳ないのですが、演目よりも、2007年4月に杮落としをして以来、まだ聴く機会のなかった「テアトロ ジ…

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キタエンコの「英雄の生涯」

HMVに注文したCDが何組か届いたので、その中からドミトリ・キタエンコ指揮の「英雄の生涯」を聴きました。管弦楽は、USSRテレビ・ラジオ大交響楽団という途方もない名称のオーケストラ*1です。キタエンコは、1992年にフランクフルト放送交響楽団を指揮した演…

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十月地方公演

文楽の十月地方公演・夜の部を「杜のホールはしもと」に観に行きました。両親と長女がいっしょです。本当は昼の部も観たかったのですが、早々に完売になってしまったらしく、チケットが手に入りませんでした。*1このホールは、雰囲気や音響はいいのに、座席…

「劒岳」読了

来年公開予定の映画「劒岳 点の記」に備えて、原作の新田次郎「劒岳」を読みました。明治40年、測量官・柴崎芳太郎率いる帝国陸軍陸地測量部の測量隊が艱難辛苦の末、剣岳(2999m)を中心とする「越中奥山」の三角測量を完遂した過程が、新田次郎らしい淡々…

フェルメール展

妻と上野の東京都美術館で開催中の「フェルメール展」に出かけました。出展数は39点。そのうち、フェルメールは7点です。ふつう、全体の2割も占めていない画家の名前を展覧会名にするのは考えられないことです。しかし、フェルメール自身の作品が最大でも37…

ムジカ・サンタンジェロ オペラ公演

夕方、妻といっしょにムジカ・サンタンジェロの第14回公演を聴きに、船堀まで出かけていきました。お目当ては、プッチーニの処女作「妖精ヴィッリ」です。1986年の日本初演以来、国内の演奏回数はまだ一桁の珍しい演目です。ピアノ伴奏なので、本格的なオペ…

九月公演第二部

「奥州安達原」 第二部で妻と長女が交替です。第二部は、大作「奥州安達原」から三段目「朱雀堤」「環の宮明御殿」、四段目「道行千里の岩田帯」「一つ家」「谷底」の半通しです。昔は、大序からの通し狂言も珍しくなかったようですが、最近は「朱雀堤」「環…

九月公演第一部

文楽の九月公演を国立劇場へ観に行きました。第一部・第二部ともに、長女と観に行くはずだったのですが、修学旅行から帰ったばかりで疲労困憊の長女は、朝起きられず、急遽、妻を担ぎ出すことになりました。長女は、第二部で妻と交替することになりました。…

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「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」

娘たちが夏休みの宿題の取材に横浜市歴史博物館に出かけていったのを幸い*1、妻とチネチッタに映画「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を観に行きました。「お約束」通り、ノンストップ・ローラーコースター・ムービーとして、存分に楽しま…

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映画「スカイ・クロラ」に登場する戦闘機

映画「スカイ・クロラ」に登場する戦闘機は、いずれも第2次世界大戦機を下敷きにしているようです。散香 これは、明らかに、帝国海軍試作局地戦闘機J7W1「震電」でしょう。ただし、風防はBf109とFw190を彷彿とさせるものがあります。 スカイリィ ベアメタル…

「スカイ・クロラ」

夜、新宿三丁目の「新宿バルト9」で映画「スカイ・クロラ」を観ました。期待通り、いい映画でした。何より、原作の雰囲気に忠実でありながら、押井守監督独自の美意識に裏打ちされた世界観を提示することに成功しています。原作通り、地上のキルドレたちは、…