2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

カラヤンの1939年盤「悲愴」

今読んでいる中川右介「カラヤンとフルトヴェングラー」(幻冬舎新書)の中で、フルトヴェングラーとカラヤンのレコード録音への適性を対比するために、彼らがベルリン・フィルを指揮して、1938年、1939年と相次いで録音した「悲愴」が紹介されている。フル…

晴れ

YS-11Aのプラモデル

長谷川製作所の1/144のYS-11Aのプラモデルを見かけたので買う。1969年塗装の全日空機を再現したものだ。非常に出来がよい。童友社の1/144プラモデルでは省略されていた胴体下部のエアインテイクは、ちゃんと別部品が用意されているし、胴体上部の衝突防止灯…

晴れ

晴れ後曇り今日は、家から一歩も出なかった。雛人形を押入れから出して、飾り付ける。私「雛人形の背中に背穴が開いていて、首に胴串がついていたら、人形遣いができていいのにね。」 次女「だったら、お姉ちゃんが主遣いで、私が左遣いで、パパは足遣いね。…

晴れ一時曇り日差しはあるが、北風の冷たい冬らしい天気となった。今日は、次女の小学校の学芸会の日である。妻と長女は午前中から出かけていった。私も一足遅れて、次女が出演する午後の部を観に出かける。次女は、台詞は一言だけだが、役になり切っており…

震電

開封屋で「チョコエッグ・世界の戦闘機シリーズ第3弾」で出ていた海軍十八試局地戦闘機「震電」があった。前から探していたものなので、迷わず買う。帰宅後、組み立ててみると、縮尺は前後・左右ともに約1/142なので、1/144航空機のコレクションに加えてよさ…

雨後晴れ朝からの雨は午後には上がり、夜は星空が広がった。23時頃帰宅すると、月齢4.4の赤い月が西の空に沈もうとしていた。この頃の月を見ると、古代エジプト人が、月を舟になぞらえたのがわかる気がする。

曇り後雨千倉の「GLASS FISH」からガラス器が届いた。写真右が長女の作った水差し、左が次女の作ったグラス*1である。彼女らがこれまでに「GLASS FISH」で作ったものの中では、それぞれ最高傑作と言ってよいだろう。水差しをカラッファ代わりにして、グラス…

「文楽の世界」読了。

権藤芳一「文楽の世界」を読了した。見開き2頁で一つのテーマを解説し、写真も豊富に掲載されている。一世代前の名人たちの写真が多く、興味深い。しかし、著者の文章は、やや平板で、大谷晃一や葛西聖司ほどの魅力には乏しい。 asin:4062007525

晴れ日中はおろか、朝夕もコートがいらない陽気だ。例年より1ケ月以上、暦が早い。

曇り一時雨少し寒が戻ったようだ。千倉で摘んできたポピーが咲き始めた。全部、蕾だったのだが、次々と弾けるように開花していく。ヒナゲシは、オディロン・ルドン*1が偏愛した花だ。こうやって眺めて見ると、確かに淫靡な雰囲気を漂わせている。 *1:私の分…

「頭巾かぶって五十年」読了。

吉田簑助「頭巾かぶって五十年」(淡交社)を読了した。人間国宝・簑助の自伝・芸談である。簑助の人形遣いは、先日の「妹背山」のお三輪に感動したばかりだが、本書を読んで、ひたすら修行に明け暮れた芸人のみが辿り着ける境地であったことが理解できた気…

雨水

曇り後晴れ半年間、楽しみにしていた千倉旅行が終わり、ちょっとした虚脱感を覚える。千倉で娘たちが摘んできた花が、家中に春の香りを漂わせている。

雨の千倉

昨夕からの雨がまだ降っている。海と空が渾然となった水平線を眺めるのも悪くない。朝食後、子供たちはカードゲームや宿題、母親たちはおしゃべり、父親たちはDVD鑑賞や読書と、銘銘が好きなことをして過ごす。気ままな時間の使い方ができるのが、「Bird Lan…

雨後曇り

早春の千倉

目が覚めれば、千倉の朝。窓からは穏やかな海が見える。この感覚が好きで、必ず前夜泊にしている。「Bird Land」のおいしい朝食をゆっくりいただく。オーナのNさんとの会話も楽しみの一つである。食後は、飼い猫のテラ君と遊んだり、サンルームでブログを書…

曇り後雨

千倉行き

夜、我が家の年中行事・千倉への旅に出かける。20時頃、家を出る。多摩沿線道路を南下し、いつもがらがらの東京湾アクアラインをくぐり、「海ほたる」で夕食にする。風が強いので、東京湾の夜景を楽しむのもままならなかった。木更津北ICで降り、久留里街道…

晴れ日中の外出にはコートがいらない陽気だ。

曇り一時雨首都圏で春一番が吹いたようだ。東京では、初雪が降る前に春一番が吹いたのは、観測史上初めてのことなのだそうだ。最近、季節感が旧暦ベースの二十四節気とだんだん合致してきたような気がする。

「文楽の女たち」読了

大谷晃一*1「文楽の女たち」(文春新書)を読了する。「曾根崎心中」「冥土の飛脚」「仮名手本忠臣蔵」「夫婦善哉」など古今の文楽の名作12編の女性主人公を紹介した本だ。「五十年忌歌念仏」や「八百屋お七恋緋桜」*2などの珍しい作品も紹介されている。物…

曇り一時晴れ

晴れ2日続けて観劇だったので、今日は遠出をせず、おとなしくしていることにする。ネットで、多摩区役所の近くにおいしそうな蕎麦屋を見つけたので、出かける。「さらしん」という店である。店内は16席ほどで、あまり広くない。薄暗い間接照明で、クールジャ…

「妹背山婦女庭訓」

第3部は、「妹背山婦女庭訓」から「道行恋苧環」「鱶七上使の段」「姫戻りの段」「金殿の段」「入鹿誅伐の段」。ここから、妻と次女が合流する。座席は、1等席になり、9列目に前進した。「道行恋苧環」は、津駒大夫、呂勢大夫、咲穂大夫、靖大夫、希大夫が並…

「摂州合邦辻」

続く第2部は、「摂州合邦辻」から「万代池の段」「合邦庵室の段」。座席は、同じ最後列を少し中央寄りに水平移動した。「万代池の段」も、松香大夫、三輪大夫、始大夫、貴大夫、希大夫、靖大夫、英大夫ら複数の大夫が勤める。三味線は、団七と団吾(ツレ)。…

「奥州安達原」

売店で弁当を買ってから席に着く。最後列の2等席だが、劇場が広くないので、これでも十分である。10:45から二人遣いの「幕開き三番叟」が始まる。これを観ると、文楽の感興が湧いてきて楽しい。第1部は「奥州安達原」から「朱雀堤の段」と「環の宮明御殿の…

建国記念日

晴れきれいに晴れた。今日は、国立劇場で文楽公演を3部連続で観る日だ。天気運がいいのか悪いのかよくわからない。9時半頃、長女と二人で出かける。

歌劇「ダフネ」

東京文化会館でシュトラウスの歌劇「ダフネ」の日本初演公演を観る。シュトラウス後期の充実した作品だが、欧米でもあまり舞台にかからないようだ。内容は、平たく言えば、デュオニソスの宴に降臨してきた太陽神アポロが樹木を愛でる娘ダフネに一目惚れする…

曇り午前中、病院に行く。検査の結果、完治の診断をもらう。午後、長女と上野へオペラを観に出かける。本当は、妻と行くはずだったのだが、次女のバレエの発表会と重なってしまい、やむなく妻が次女を発表会に連れて行き、長女を担ぎ出すことにしたのだ。オ…