Wilm2007-02-20

曇り一時雨

少し寒が戻ったようだ。

千倉で摘んできたポピーが咲き始めた。全部、蕾だったのだが、次々と弾けるように開花していく。ヒナゲシは、オディロン・ルドン*1が偏愛した花だ。こうやって眺めて見ると、確かに淫靡な雰囲気を漂わせている。

*1:私の分類学では、ルドン、ムンクユトリロ、スーティンらは、「病的な画家」である。彼らの絵は、観る者の気分を滅入らせる。それに対し、ロートレック、モディリアニ、パスキン、シーレらは、「不健康な画家」だ。彼らの絵は、痛々しく哀しい。私の好みは、当然後者である。