山登り

大岳山敗退

17:15 GW山行は大菩薩嶺を予定していたが、まだ完全に雪山らしく、大岳山に変更。白倉から馬頭刈尾根経由の直登コースを取るも、標高800m付近で驟雨に遭遇。iモードで東京アメッシュを見ると、強雨域の真っ只中にいることが判明。撤退を決断。下界は晴れ。帰…

本日のツイート 2010-03-30

01:59 先日、「吉田簑次 頭巾かぶってまだ十年」を観たら、簑次の師匠・吉田簑助の「頭巾かぶって五十年」を読み返したくなり、amazonから取り寄せた。戦後文楽の歴史書と言ってよい本だ。山川静夫との共著「花舞台へ帰ってきた。」と併せ読むと、この稀代の…

本日のツイート 2010-03-27

02:24 NHK「にっぽん巡礼ミニ」で羽田空港が登場した。3:30頃、第1ターミナルからの遠景に山が写る。一瞬、南アルプスかと思ったが、前景は建設中の国際線ターミナルなので、方角は西南西だ。南アではない。カシミール3Dで描画してみると、箱根の駒ヶ岳、明…

「劒岳」読了

来年公開予定の映画「劒岳 点の記」に備えて、原作の新田次郎「劒岳」を読みました。明治40年、測量官・柴崎芳太郎率いる帝国陸軍陸地測量部の測量隊が艱難辛苦の末、剣岳(2999m)を中心とする「越中奥山」の三角測量を完遂した過程が、新田次郎らしい淡々…

金峰山登頂

しばらく休憩した後、10時に金峰山を目指して歩き始めます。樹林帯の中の登降を繰り返した後、10:30、朝日峠に到着。ダケカンバの老巨木が立っています。小休止の後、朝日岳への登り返しです。シラベの枯木立の中の岩だらけの道を登りきると、そこが朝日岳(…

国師ケ岳・北奥千丈岳登頂

6時半頃、妻子を起こしました。およそ熟睡感がありません。バーナでお湯を沸かし、コーヒーを淹れます。朝食は、あんパンとジュースです。下界で買ってきたあんパンのビニール袋は、気圧差でパンパンに膨れていました。準備運動の後、17:15頃、国師ケ岳に向…

奥秩父登山へ出発

今日は、夏休みの山行の予行演習を兼ねて、家族で奥秩父へ山登りに出かけます。北奥千丈岳(2601m)、金峰山(2599m)、国師ケ岳(2592m)と奥秩父の標高第1位から第3位の三座を前夜泊日帰りの山行で一気に踏破してしまおうという企画です。これらの峰々は、…

帰宅

初狩駅16:14発普通列車立川行き(552M)に乗車します。115系C5編成(信州色)です。ゴールデンウィーク最終日の夕方の上り列車ですから、案の定、車内は混雑しています。辛うじて、娘たちの席を見つけて座らせました。結局、妻が座れたのは八王子で、私は終…

苦難の下山

昼食を摂って、お腹がいっぱいになり、私の荷も軽くなったところで、13:25、下山開始です。いきなり、逆コースには決して使いたくないな、という急坂になります。斜度が落ち着いたところで、道は、男坂と女坂に分岐します。我が登山隊は、女性が隊員の過半数…

滝子山登頂 山頂からの山座同定

11:56、鎮西ケ池に到着しました。源為朝所縁の池なのだそうですが、故事来歴とは裏腹に、直径1mほどの湧水といった風情でした。傍らの祠で、ここまでの安全のお礼をします。そこから一登りで稜線に出、さらに最後の急坂を詰めると、そこが滝子山山頂(1620m…

滝子山へ 滝の連続

8:00、身支度を整えて歩き始めます。甲州街道を東へ向かうと、途中の笹一酒造に、世界一大きな太鼓としてギネスブックに登録されたという、口径480cmの途方もない太鼓が展示されていました。途中で左へ折れて、中央線の線路をくぐり、吉久保の集落に入ります…

滝子山登山へ出発

昨日は、山梨県は雨だったようなので、滝子山登山は今日に順延しました。5時過ぎに起床すると、空は快晴です。南武線で立川に向かいます。立川6:43始発普通列車甲府行き(523M)に乗車します。6:29頃、115系C4編成(信州色)が入線してきました。予想に反し…

滝子山登山 滝と眺望の山

2006年:丹沢大山、2007年:陣馬・高尾縦走、笠取山と続いた我が家のゴールデン・ウィーク山行ですが、今年は、滝子山に決めました。昨年、陣馬山から眺めた際、その急峻な頂をもつ独特の山容(下の写真右。左は扇山。鞍部にわずかに見えるのは南アルプスの…

連光寺からの山岳観望

日野の実家に行く途中、雲底は低いものの、奥多摩の山々がきれいに見えました。そこで、前から気になっていた連光寺の丘陵から山岳観望をしてみることにしました。多摩大学のすぐ上、KDDI西東京中継所の横から、奥多摩・奥高尾・丹沢が一望のもとに眺め渡せ…

登山用具の買出し

次女が釣部の合宿でシュラフがいると言う。また、夏山登山のために、ザックがもう一つと、ケトルが必要だ。というわけで、神保町の「さかいや」に出かける。次女のシュラフは、身長150cm以下用は1種類しかなく、選択の余地なく決まった。一応、マミー型であ…

夏の山行計画

今年の夏休みの山行計画を立て始めた。当初、白馬岳から唐松岳の白馬三山縦走を提案したのだが、長女が体力の不安を訴え、北アルプスは来年以降の課題とした。八ヶ岳か雲取山に対象を絞って検討した結果、雲取山は秋でも登れるので、夏は八ヶ岳にしようとい…

楽あれば苦あり

15時半頃、車で出発。帰路をどうするか迷ったのだが、すでに中央高速の渋滞が始まっていると予想したので、往路を引き返すことにした。奥多摩湖までは順調だったが、小河内ダムのあたりから渋滞が始まった。以降、青梅の手前まで渋滞が断続的に続いた。結局…

笠取山の下山

笠取小屋で小休止。朝と同じく、大菩薩嶺が見えている。この山行は終始、大菩薩嶺に見守られているようだった。一息入れた後、下山開始。下りは一休尾根だ。樹齢数百年というミズナラの自然林の中を急降下していく。やはり、登りはきつかったかもしれない。…

水源林

このまま笠取小屋に直行してもいいのだが、時間に余裕があるので、標高1760-1780mの等高線沿いに水源林を横断する「源流のみち」を辿ることにする。シラベ尾根に戻り、少し下ってから「源流のみち」に入る。軽い上り下りを繰り返しながら、水源林の中を歩い…

多摩川の水源

笠取山山頂から下山を始める。岩や木の根につかまりながらの急降下となる。北面には残雪がへばりついている。樹皮をきれいに剥ぎ取られた木を散見する。カモシカに食べられたようだ。途中の分岐で水干尾根から外れ、杣道を通って山頂直下の水干へ向かう。「…

笠取山山頂

20分の急登の後、「笠取山 山梨百名山」の木標の立つピークに到着する。ここは山頂ではないが、眺望はすばらしい。破風山(2318m)と燕山の間に甲武信ヶ岳(2475m)がちょこっと顔をのぞかせている。国師ヶ岳、奥千丈岳(2409m)、黒金山(2323m)と続き、乾…

笠取山山頂へ

笠取小屋は、標高約1800m、カラマツ林に囲まれた静かな場所に建っている。小屋の裏には雪が残っていた。林の切れ間から、黒川山(1710m)の後ろに大菩薩嶺が左右対称のきれいな三角形を描いている。一休みしてから、笠取山山頂を目指して出発。小屋の裏手を…

笠取小屋へ

標高約1300mの作場平は、肌寒い。コーヒーを沸かし、車の中で菓子パンの朝食を摂る。準備運動の後、7時半頃出発。一之瀬川の清流沿いの緩やかな登りだ。周りは美しいカラマツ林である。ところどころに、東京都水道局が設置した説明パネルがあり、水源地であ…

多摩川遡行のドライブ

今日は、多摩川の源流を訪ねる山行なので、アプローチの車も、できるだけ多摩川に沿って走ることにする。自宅から多摩沿線道路で右岸を走り、是政橋で左岸に渡る。中央高速をくぐるまで川沿いの道を直進する。国道20号->新奥多摩街道->奥多摩街道と進む。途…

笠取山登山に出発

今日は、みどりの日にふさわしく、笠取山(1953m)へ日帰り山行に出かける。今日の山行は、長女の要望による。小学2年の総合学習で多摩川のジオラマを作った際、多摩川が笠取山から流れ出していることを知り、いつか源流をこの目で見たいと思っていたという…

山行の買出し

衆議院見学の後、永田町から神保町へ地下鉄で移動し、「さかいやスポーツ」に行く。ストックを買うのが目的だ。私も妻も、ストックは使わない主義だったのだが、先日の裏高尾縦走で長女が足を痛めた際、Oさんに貸していただたストックのおかげでずいぶん助か…

高尾山下山

高尾山山頂で一休みした後、1号路を下っていく。高尾山薬王院の裏門は、すでに閉じられており、迂回路を通る。薬王院で無事縦走できたことのお礼参りをする。時間的にも体力的にも、徒歩での下山はとうに断念しており、子供たちはリフトでの下山を所望してい…

高尾山へ

景信山からスギ木立の中の尾根道を急降下する。ほどなく小仏峠(548m)に降り立つ。相模湖の上に相変わらず富士山が見える。今度は城山への登り返しである。ちょっときつい。30分ほどで、NTT無線中継所のパラボラアンテナが立つ城山山頂に到着。「小仏城山67…

景信山での昼食

頂上直下の茶店のテーブルで昼食を取る。正面に富士山がよく見える。雲も取れた。誘惑に負けて、大人はビールを1本ずつ飲む。渇いた体にあっという間に吸収されていく。子供たちは、なめこうどんを注文してご機嫌である。お湯を沸かしてコーヒーを飲むと、ゆ…

受難の裏高尾縦走

明王峠の茶店の前の道を真っ直ぐ下っていく。途中、道が粘土質になっているところで、足を滑らせ転倒した。一瞬、1月の金閣寺の悪夢が蘇ったが、今回は、左腰を軽く殴打しただけすんだ。しかし、ズボンの左裾や手は泥だらけになってしまった。ケルンのように…