高尾山下山

高尾山山頂で一休みした後、1号路を下っていく。高尾山薬王院の裏門は、すでに閉じられており、迂回路を通る。薬王院で無事縦走できたことのお礼参りをする。時間的にも体力的にも、徒歩での下山はとうに断念しており、子供たちはリフトでの下山を所望していたが、すでに終了していた。やむなく、ケーブルカーで下山することにする。折りよく、17:40発に乗車することができた。高尾山のケーブルカーは、最大勾配31度18分で、日本一の急勾配を誇るのだそうだ。標高472mの高尾山駅から201mの清滝駅まで、わずか6分で降ろしてくれた。

京王線高尾山口駅から各駅停車北野行きに乗車する。北野でそのまま準特急新宿行きになった。分倍河原南武線に乗り換える。登戸でO家といっしょに外食しようということになる。登戸から「ソウルガーデン」まで歩いていくと、何と満席。疲れた足を引きずって、登戸に戻る。駅前の飲食店ビルもどこも満席。最後の望みとばかり、駅ビルの「味の食彩館のぼりと」3階の「トマティーナ」に行くと、何とか7名座れ、ようやく生ビールと夕食にありついたのであった。

O家のみなさんとお別れし、帰宅するや、娘たちは、風呂にも入らずに寝てしまった。大人も入浴後、またまたビールを飲んで深い眠りに落ちていった。

ゴールデンウィーク中に予定している別の山行の軽い足慣らしのつもりだったのだが、疲れた。すでに腿が痛い。日頃バレエで鍛えている妻と次女は比較的平気で、運動不足の私と長女には、こたえた。O家のみなさんはお元気で、我が家が足を引っ張った格好だ。これに懲りずに、またお付き合いいただきたいものだ。

裏高尾の縦走は、高尾山->陣馬山の順コースが一般的だが、高度を次第に下げていく逆コースの方が楽だと思う。本当にきつい登りはなく、終着点からの交通の便も圧倒的によい。天気のよい日の日帰り山行にお勧めである。