旅行

NH12便搭乗

メールの読み書きやら、海外でのiモードの使用設定やら、レンタルしたローミング端末へのFOMAカードの載せ換えやらを慌しくすませて、3階に上がる。ちょうどシカゴ行きNH12便の搭乗が始まるところだった。同行者たちと落ち合った後、搭乗。シカゴ直行便に乗…

第1ターミナルの旅客機たち

8:10成田空港駅到着。南ウィングの全日空のチェックイン・カウンターで搭乗手続をすませた後、5階に上がる。「バイプレーン」では例によって収穫なし。展望デッキに出てみると、目の前にノースウェスト航空のB747-251B(N624US)*1が駐機していた。この航空…

米国出張に出発

5時過ぎに起床。2時間しか寝ていない。猛烈に眠い。今日から米国出張である。ドーナツとコーヒーの朝食をすませ、まだ寝ている妻子に挨拶をしてから出かける。新宿6:51発成田エクスプレス5号に乗車。8号車2番A席に座る。車内は空いているのに、隣席に乗客が…

旅券受領

朝、出勤途上にパスポートセンター川崎支所へ寄り、先週申し込んだ旅券を受け取る。収入印紙を買った後、窓口へ行く。ものの5分ほどで名前を呼ばれ、本人確認がすむと、旅券を渡してくれた。初めてのIC旅券だ。ちょうど真ん中にICチップを埋め込んだプラスチ…

お初と徳兵衛の道行

大阪での仕事が終わり、19時頃、タクシーで新大阪駅に到着した。ここで同行者と別れ、20:30発のぞみ48号の指定席を確保してから、地下鉄御堂筋線に乗る。梅田で阪神電鉄本線に乗り換え、1駅目の福島まで行く。目的地は、堂島三丁目の交差点である。ここは、…

大阪出張

今日も大阪出張だ。1週間に2回大阪に出張するのは初めてである。新横浜9:50発のぞみ81号に乗車する。C44編成14号車3番A席である。仕事をしているとあっと言う間に新大阪だ。改札口で同行者と落ち合い、目的地に向かう。

綱渡りの帰京

国立文楽劇場での文楽公演が20:30に終演した。家に帰り着くために、ここからが時間との勝負だ。20:41日本橋発・地下鉄千日前線->20:42なんば着->20:46なんば発・地下鉄御堂筋線->21:01新大阪着->21:18新大阪発のぞみ52号->23:30新横浜着->23:35新横浜発・横…

大阪日帰り出張

大阪への日帰り出張が急に入った。新横浜9:32発のぞみ15号に乗る。700系C15編成12号車4番D席である。車中、京都まで仕事をする。京都から新大阪までの間、横浜で買っておいた焼売弁当をかき込む。新大阪で同行者たちと落ち合う。大阪で環状線に乗り換え、目…

江戸・東京の小旅行

歌舞伎観劇の後、知人との待ち合わせがある妻と別れ、娘たちと三人になった。どこに行くか相談した結果、江戸東京博物館に行くことにする。晴海通りを真っ直ぐ進んで、勝鬨橋を渡る。かつては、開門橋であったことを教える。橋の中央の接合部では、車が通る…

雨の千倉

昨夕からの雨がまだ降っている。海と空が渾然となった水平線を眺めるのも悪くない。朝食後、子供たちはカードゲームや宿題、母親たちはおしゃべり、父親たちはDVD鑑賞や読書と、銘銘が好きなことをして過ごす。気ままな時間の使い方ができるのが、「Bird Lan…

早春の千倉

目が覚めれば、千倉の朝。窓からは穏やかな海が見える。この感覚が好きで、必ず前夜泊にしている。「Bird Land」のおいしい朝食をゆっくりいただく。オーナのNさんとの会話も楽しみの一つである。食後は、飼い猫のテラ君と遊んだり、サンルームでブログを書…

千倉行き

夜、我が家の年中行事・千倉への旅に出かける。20時頃、家を出る。多摩沿線道路を南下し、いつもがらがらの東京湾アクアラインをくぐり、「海ほたる」で夕食にする。風が強いので、東京湾の夜景を楽しむのもままならなかった。木更津北ICで降り、久留里街道…

帰京

お腹がすいたので、大阪名物たこ焼きを食べようと、地下の「たこ昌」に入る。あつあつのたこ焼きを三人で頬張る。私は生ビールを飲んで打ち上げ気分だ。その後、買い物をしたり、駅弁を買ったりした後、18:30発のぞみ40号に乗車すべく、26番線に上がる。やは…

新大阪駅の静御前

露天神社で大阪市内観光を終え、梅田から地下鉄御堂筋線に乗り、新大阪に行く。ここまで来れば安心だ。中央口にある文楽人形を娘たちに見せる。文雀拵えの静御前だ。最後の最後まで文楽尽くしの旅であった。

曽根崎心中

最後の訪問地は、東梅田の露天神社である。近松門左衛門の浄瑠璃「曽根崎心中」の舞台となった神社で、お初に因んで「お初神社」と愛称されているようだ。今回の旅の最後のお参りをする。境内には、お初と徳兵衛の銅像があった。遊女と手代の道行は哀れだが…

大阪城

地下鉄谷町線で谷町六丁目から谷町四丁目まで移動する。目指すは大阪城である。大手門(1628年築:重要文化財)をくぐって二の丸に入る。大阪夏の陣で焼失し、天守閣は昭和の再建なので、全体に新しいと思っていたら、多聞櫓(1848年築:重要文化財)、千貫…

文楽先人たちの墓所

後ろ髪を引かれる思いで国立文楽劇場を後にし、千日前通を東に歩いていく。谷町九丁目の交差点の手前を左折し、しばらく進むと、本経寺の山門の脇に「豊竹若太夫墓所」の石碑が建っていた。若太夫は、竹本座と競った豊竹座の興行主である。文楽中興の祖の一…

壺坂観音霊験記

「土佐松原の段」義太夫は、咲甫大夫と清馗。咲甫大夫は、朗々とした美声を聞かせる。年配の太夫のような深みはないが、真摯な語りには好感が持てる。お里を遣う文雀は、出遣いではなく、黒頭巾を被っていた。「沢市内より山の段」まず、住大夫と錦糸が沢市…

御所桜堀川夜討

「御所桜堀川夜討」から「弁慶上使の段」。先日観た「義経千本桜」の「堀川御所の段」の外伝のような物語だ。「義経千本桜」では、卿の君を無駄死にさせた弁慶が、本作では悲劇の主人公となる。奥を勤めたのが伊達大夫と清治。伊達大夫は、ダミ声だが、観客…

花競四季寿

日本の四季を描く舞踏劇だ。床から舞台まで、太夫7人・三味線6人がずらりと並び、壮観である。「万才」は、太夫(紋豊)と才蔵(幸助)の万歳で京都の正月の風物を表現する。初春らしい、のどやかさだ。昨日、正月の京都を訪れたばかりなので、感慨深い。「…

国立文楽劇場

いよいよ、この旅の最大のイベント、国立文楽劇場での文楽公演鑑賞である。日本橋駅から歩いて数分で国立文楽劇場に到着する。文楽の殿堂である。幟が立てられて、芝居小屋らしい賑々しさだ。正面玄関を入ると、大きな鏡餅と大阪名物「にらみ鯛」が供えてあ…

今宮戎

御堂筋線で大国町駅まで行き、今宮戎神社へお参りに行く。「十日戎」、別名「えべっさん」で有名な神社だ。外柵には紅白の提灯が無数に取り付けられ、祭りの準備は万端という感じである。境内は意外に小さく、ここに大阪中の商人が押し寄せたらどうなるのだ…

彫刻ストリート

御堂筋は、別名「彫刻ストリート」とも呼ばれ、土佐堀通から長堀通までの御堂筋の両側に全部で27点の彫刻が屋外展示されている。御堂筋の東方を歩いて下っていく。ブルデルの「休息する女流彫刻家」(1906)や「腕を上げる大きな女」(1909)、中村晋也の「…

歴史的建造物の数々

栴檀木橋を渡って中之島に渡る。1918年竣工の「大阪市中央公会堂」(重要文化財)を眺める。ヨーロッパの教会建築のような重厚な赤煉瓦造りだ。大阪市役所の横を通って御堂筋に出ると、日本銀行大阪支店がある。こちらは1903年竣工の優美な石造りだ。日本橋…

適塾

9時前にチェックアウトする。ホテルから2ブロックほど離れたところに、緒方洪庵の私塾「適塾」(重要文化財)がある。町屋建築の当時の姿がそのまま残っており、特に道路に面した教室の部分は、大部分が1792年頃の築という。まだ、開館時間ではないので、外…

大阪の朝

起きて窓から外を見ると、薄日が差している。天気は回復したようだ。ところが、朝食をすませてから部屋に戻ると、窓外一面に雪が舞っている。娘たちは、「初雪だ!」と喜んでいる。天気予報を見ると、京都府や兵庫県の日本海側は雪になっているようだ。帰りの…

ミナミの夜

一休みしてから、地下鉄御堂筋線に乗って、動物園前まで行く。ジャンジャン横丁を抜けて通天閣まで行く。途中、酔っ払ったおっちゃんが多く、娘たちは完全にビビっていた。通天閣に登る。以前に出張時に来たときと同様、あまり華やかな夜景ではない。娘たち…

大阪到着

18:41終点淀屋橋着。古都からいきなり大阪のオフィス街の真ん中に到着である。駅から歩いて10分足らずの三井ガーデンホテル大阪淀屋橋が今夜の宿だ。ネットで予約しておいたので、チェックインもスムーズで、最上階一番奥の1507号室をあてがわれる。ツインの…

清水焼の抹茶椀

途中で、妻への土産の八ツ橋を買う。初めての父子旅行の記念になるものはないかと、清水焼の店「光洛」に入る。青鈍の抹茶椀に一目惚れした。掌に取ってみると、しっくり馴染む。値段も手頃だったので、買い求める。店主に、「器がおわかりになる方は、これ…

清水寺

清水道で下車。娘たちが疲労を訴えたので、休憩を入れることにする。清水坂の途中にあった和風の喫茶店「味処マミ」に入る。娘たちは、チーズケーキと抹茶のセット、私は当店自慢の「コーヒーぜんざい」にする。穏やかなお人柄のマスターに薀蓄を伺う。いず…