清水焼の抹茶椀

途中で、妻への土産の八ツ橋を買う。初めての父子旅行の記念になるものはないかと、清水焼の店「光洛」に入る。青鈍の抹茶椀に一目惚れした。掌に取ってみると、しっくり馴染む。値段も手頃だったので、買い求める。店主に、「器がおわかりになる方は、これを選びはりますな。」と言われる。道すがら、私の選択眼を娘たちに大自慢したのは言うまでもない(普段使いの価格帯なので、威張るほどのことではないし、そもそも社交辞令というものであろう)。

清水道から京阪バス88B系統で四条京阪まで行く。四条京阪17:51発・淀屋橋行きの特急に乗車。京都を後に、一路大阪に向かう。車中、親子三人ともほとんど寝通しだった。