2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

鹿児島旅行に出発

今日から我が家の今夏最大のイベント、鹿児島旅行だ。3:45起床。昨晩は、旅行準備に追われ、2時半就寝だったので、1時間余りしか寝ていない。半徹夜状態だ。鹿児島では車を運転するというのに、大丈夫だろうか。4時15分頃、車で出発*1。多摩沿線道路を南下し…

鹿児島旅行初日

曇り後晴れ

「空白の戦記」読了

先日亡くなった吉村昭の追悼に、彼の書いた太平洋戦争関連の戦記をまとめて買った。皮切りに「空白の戦記」を読了した。戦前に相次いで発生した駆逐艦「夕霧」「初雪」、水雷艇「友鶴」の荒天下での遭難事故を描いた「艦首切断」「顚覆」、少年少女を巻き添…

処暑

晴れ二十四節気では処暑だが、連日摂氏30度を越える残暑が続いている。

小海線・長野新幹線

父の実家でお茶をご馳走になってから、帰途につく。八千穂駅のホームから八ヶ岳の赤岳が雲間から少しだけ顔をのぞかせていた(写真)。16:30八千穂発の普通列車(231D)に乗る。キハ110系の2輌編成(111-111・112-111)。途中、青沼のあたりで、母が自分の故…

墓参

父の実家の近くの蕎麦屋に父の兄弟が集まった。上の伯母と下の伯母、上の叔父夫婦、下の叔父、そして両親である。日中戦争で戦死した長兄と太平洋戦争前に夭逝した次兄を除く兄弟全員が息災である。上の伯母は、祖父母の歳(行年80歳)を超えたと言っていた…

叔父の個展

駅の近くのギュラリーで叔父の個展が開かれているので、立ち寄る。絵を嗜む叔父は、1年おきに故郷で個展を開いている。久しぶりに叔父に会う。病気をしたためか、かなり歳を取ったが、元気そうだ。今回の個展は、「佐久穂・高原の四季」*1と題し、八千穂高原…

高原列車

9:39小淵沢発の快速やっぴー八ヶ岳号(9521D)に乗り換える。キハ110系の2輌編成(111-110・112-110)だ。甲斐小泉への坂を登っていく。やはり、八ヶ岳は雲をまとって、山麓しか見えない。野辺山に到着する前に、JR最高地点(1,375m)である踏切があったはず…

特急あずさ

立川7:39発の特急あずさ73号(9073M)に乗る。E257系のM-103+M-205編成だ。E257系は新宿駅でよく見かけていたが、乗るのは初めてである。と言うか、中央本線の列車に乗ること自体、ずいぶん久しぶりだ。座席は、1号車9番A席。八王子で両親も乗ってくる。両親…

佐久へ

今日は、両親といっしょに佐久へ行く日だ。間もなく祖母の33回忌にあたるので、墓参に行くのである。妻と宿題を抱えた娘たちは留守番だ。ひとり6時半過ぎに起きて、南武線で立川に向かう。土曜日の早朝なのに、けっこう込んでいる。

晴れ一時曇り

曇り一時雨夜、恵比寿ガーデンプレイスで会食があった。今日は、神宮外苑花火大会の日にあたり、会食中に花火が上がるのが見えた(私は窓に背中を向けていたので、ときどき振り返るだけだったが)。外苑の運動施設では、それぞれ花火大会に先駆けてコンサー…

終戦記念日

晴れ今日は61回目の終戦記念日*1だ。310万余名の戦没者のご冥福をお祈りする。小泉総理大臣が靖國神社に参拝したことが報道で大きく取り上げられていた。なぜこれほどの騒ぎになるのか、よく理解できない。小泉氏自らが挙げたとおり、論点は、(1)「A級戦犯」…

東京大停電*1

朝食の最中、テレビで「東京都内の広い範囲で停電。一部の電車が運転見合わせ。」と報道していた*1。急遽、JR東日本と小田急のホームページで運行情報を見ると、いずれも「平常通り」ということだった。しかし、直行予定の外出先に行くための半蔵門線は止ま…

晴れ今日から会社だが、世の中はお盆休みだ。都心の道は、ふだんより空いており、心なしか空も澄んで見える。

「ゲド戦記」の「原案」

映画「ゲド戦記」のパンフレットに、「この映画にはオリジナルコンセプト、強いて訳せば"原案"ともいうべき作品があります。それは、(中略)『シュナの旅』です。」という記述がある。「あれ、そうだっけ。」と思い、本棚の奥から引っ張り出して、再読して…

晴れ今日は盆の入りなので、日野の実家へ行って、線香を上げる。夕食をご馳走になってから帰る。今日で私の夏休みは終わりである。谷川岳登山と「明日の神話」の鑑賞で充実した休みだった。

ゲド戦記

観終わった後の娘たちとの会話。 私「君たち、どうだった?」 次女「普通。」 長女「パパ、『猫の恩返し』とどっちが面白かった?」世上言われているほど駄作ではないが、とても傑作とは呼べない。この程度の長編アニメ映画は、いくらでもあるだろう。まず、脚…

曇り一時雷雨夕方、新百合ヶ丘に映画「ゲド戦記」を観に行くことにする。ところが、先日ほどではないにせよ、激しい雷雨になった。幸い、南武線は止まらなかったが、小田急線に遅れが生じた。どうも、我が家が映画を観に行こうとすると、天の邪魔が入る。

「明日の神話」

いよいよ壁画「明日の神話」(1968)の鑑賞である。日本テレビ本社のゼロスタ広場の特設ステージに展示されている。まず全体を眺めてから、ステージに上がる行列に並ぶ。ボランティアの説明*1を聞いているうちに、順番が回ってきた。上手からステージに上が…

「明日の神話」第1原画

骨董通りから一筋入ったところに岡本太郎記念館があった。岡本太郎が生前アトリエにしていた場所だ。ここは、岡本太郎美術館と連携して、「『明日の神話』再生への道」展を開催している。これは、メキシコで発見された壁画「明日の神話」(1968)の修復過程…

WING CLUB

青山通りから骨董通りを進んでいくと、「WING CLUB」の店舗があった。迷わず立ち寄る。戦闘機の精巧なデスクトップモデルが多数、展示販売されている。その中で異彩を放っていたのは、1/144の戦艦「大和」の模型とBf109Eの左の降着装置(実物)だった。飛行…

晴れ一昨日、岡本太郎美術館で壁画「明日の神話」の第4原画(1968)を観たので、今日は、岡本太郎記念館の第1原画と汐留の壁画を観に行くことにする。明治神宮前で途中下車して、まだ行ったことのなかった「表参道ヒルズ」に立ち寄る。私がファッションにお…

「明日の神話」第4原画

長崎原爆忌の日でもあるので、「明日の神話」に関連した「完成への道」展を岡本太郎美術館に観に行くことにする。生田緑地の駐車場に降り立つと、湿った緑の香りとヒグラシの鳴き声に包まれる。メタセコイアの林を抜けた奥に岡本太郎美術館がある。まず、カ…

長崎原爆忌

曇り今日は、61回目の長崎原爆忌だ。天気予報を見ようとテレビをつけたら、ちょうど平和祈念式典の中継をやっており、まさに原爆投下時刻11:02の黙祷が始まろうとしていた。居間にいた家族全員起立し、中継にならって1分間の黙祷を行った。140,144名の犠牲者…

谷川岳下山

荷造りをした後、7時頃、お世話になった「谷川岳肩の小屋」を後にする。遠くの山々は、まだ薄く雲をまとっている。トマノ耳の南斜面を覆うクマザサが朝日に輝いている。登りでは見落としていたが、「天神ザンゲ岩」という巨石が斜面に突き出していた。これか…

ご来光

うとうとした後、4時頃、目が覚めた。空はもう明るんでいる。妻子を起こし、暖かい格好をして、小屋の外に出る。トマノ耳の頂まで登っていくと、昨日は霞んでいた三国連峰がくっきり見え、その四周は雲海になっている。東の空は朱に染まり始めている。翼を広…

月の入り

真夜中に目が覚める。風は止んだようだ。窓の外が明るい。起き上がって窓の外を見ると、大きな丸い天体が明るく輝いている。一瞬、もう日の出か、と思ったが、こちらは西側の窓だ。よくよく見ると、月齢13の月が沈みかかっているところだった。月は、次第に…

立秋

晴れ後曇り

谷川岳登山

土合駅前には空き地のほかに何もない。国道291号線を川沿いに登っていく。途中で、上越線の上り線*1の踏み切りを渡る。湯檜曽川の鉄橋の向こうに9,702mの清水トンネルが口を開けている。すでに日は高く、照り返しがきつい。30分ほどで、谷川岳ロープウェイの…