枕崎

火之神公園から枕崎の市街に戻る。土曜日の午後だというのに、人影もまばらである。指宿枕崎線の終点・枕崎駅*1は、1面1線の単線ホームがあるだけで駅舎がなく、旧駅舎*2のあった場所は、商業施設の建設工事中だった。ホームでは、キハ47系2両編成の14:36発指宿行き普通列車(8334D)が発車を待っていた。

旧駅舎前に位置する海鮮料理屋「味処一福」に入る。ここの海鮮料理は絶品だった。首折れサバとキビナゴの刺身は、身が半透明で柔らかい。カツオの頭を塩煮にしたビンタは、おいしい頬肉がたっぷり詰まっている。名産のカツオのタタキが新鮮なのは言うまでもない。さすが漁港の海鮮料理店は違う。

*1:ここもかつては、「日本最南端の終着駅」を標榜していたようだ。

*2:2006年3月に取り壊されたとのことだ。