平和祈念展望台

駐車場に戻って車に乗り、さらに先へ進む。岬の中腹に車を停め、歩道を登っていくと、海側に平和祈念展望台が開けていた。ここには、戦艦「大和」沈没50周年に当たる1995年4月に建立された「殉難鎮魂之碑」がある。「第2艦隊沈没地点」と刻まれた石碑(写真)には、「大和」のほか、運命をともにした巡洋艦「矢矧」、駆逐艦「磯風」「濱風」「霞」「朝霜」の沈没地点が記されている。ここから西南西約200km、青く輝く東シナ海の水平線上にこれらの沈没地点があるという*1。「鎮魂之碑」に合掌する。

*1:「大和」が轟沈した際に発生した爆煙は、九州からも望見できたという。