トーマス転炉

写真は、川崎市市民ミュージアムの前庭に展示されている重さ約60tのトーマス転炉である。1938年から1957年まで日本鋼管(現JFEスチール)京浜製鉄所で稼動していたものだ。戦中から戦後にかけて、日本の鉄鋼生産の一翼を担っていた転炉である。大規模製鉄所で運用されている容量300t以上の転炉に比べるとかわいいものだが、それでも見上げるほど大きい。