大晦日

Wilm2005-12-31

晴れ

いよいよ大晦日になってしまった。長女もようやく熱がおさまり、家族全員が立ち直ったが、時すでに遅しの感がある。年末年始を日野の実家で過ごすことは見送り、結婚以来初めて、年末年始を自宅で迎えることにする。

遅い朝食の後、妻といっしょに新宿に買出しに出かける。新宿駅の改札で別れ、私は、新宿中央郵便局で妻の年賀状を投函したり、ヨドバシカメラで年賀状フォルダ、小田急百貨店で甥のお年玉を買ったりする。妻と小田急百貨店のB2生鮮食料品売場で再会。年末年始の食料や年賀の菓子を買う。帰りの電車は空いていた。

遅い昼食後、大掃除にかかる。冬休み前に風呂場、洗面所、トイレの大掃除が終わっており、楽勝だったはずなのに、インフルエンザ騒動で計算が大幅に狂った。残り時間からすると、窓拭き掃除しかできない。目立つ居間の窓の外側から着手する。時間が限られているので、優先順位の設定が重要だ。ベランダから空を見ると、西の空目がけて幾条ものコントレールが流れている。アジア方面に向かう航空機の残したものだが、新年を指向しているようだった。

結局、家中の窓拭き掃除だけで時間切れ。初めて親子四人だけで年取りの食卓に向かう。

かくして、今年も慌しく、せわしなく暮れていったのであった。いろいろあったが、何はともあれ、家族が息災でこのときを迎えられたことを感謝すべきだろう。

新年を家族四人で年越し蕎麦を囲んで迎える。ベランダに出てみると、除夜の鐘も聞こえず、しんと静まり返っている。空は一面曇っている。今年も、家族の健康と安全を祈りたい。