広重の「江戸名所百景」

昨日、留守番をしていた長女への土産に、小田急百貨店の地下食料品店街で葛餅を買った。その包装紙に、歌川広重の「江戸名所百景」から「亀戸天神境内」(1856)が使われていた。亀戸に本店のある菓子店だからのようだ。この絵は、今も亀戸天神の境内の残る太鼓橋と藤棚を大胆な構図で描いたもので、「江戸百」の中でも好きな作品の一つだ。

折りよく、書店で原信田実「謎解き 広重「江戸百」」(集英社新書)を見かけたので、買う。「江戸百」にどんな謎が隠されているのか。
謎解き 広重「江戸百」 <ヴィジュアル版> (集英社新書)