ジルヴェスター・コンツェルト

テレビでベルリン・フィルのジルヴェスター・コンツェルトの実況放送をやっていた。2006年がモーツァルト生誕250年なので、それに因んでモーツァルトをやっているらしい。指揮は例によってラトルだ。アックスが独奏のピアノ協奏曲第9番はなかなか美しい演奏だったが、交響曲第38番は、古楽器奏法がうるさい。途中で消して寝てしまった。しかし、ベルリン・フィルは、楽員の年齢・性別・国籍がかなり多様化した。合奏力は維持しているだろうが、プロイセンのオーケストラとしての個性は失われつつあるに違いない。