大阪センチュリー交響楽団 大阪はええなあ

NHK教育の「オーケストラの森」で、大阪センチュリー交響楽団の紹介をしていました。4月14日の第130回定期演奏会から、ブラームスの第2ピアノ協奏曲(抜粋)とヒンデミット交響曲「画家マチス」が放送されました。特に、ブラームスは、伊藤恵の芯のある美しい音を音楽監督小泉和裕のきりっとした指揮が支え、なかなかの好演です。ほれぼれするような独奏を弾いたチェロ首席の林俊昭ほか、腕利きの奏者が揃っているようです。2・3楽章と言わず、全曲を聴いてみたいと思いました。

大阪は、大植英次の大阪フィル、児玉宏の大阪シンフォニカー、飯守泰次郎関西フィル、そして小泉和裕の大阪センチュリー響と、優秀な指揮者に率いられたオーケストラが居並び、なかなかの壮観です。財政的には苦しいようですが、ぜひがんばってもらいたいものです。

それにしても、大阪は、国立文楽劇場はあるし、びわ湖ホールは近いし、ほんまにええなあ。