伝統芸能情報館

昼食をとった「グランドアーク半蔵門」の目と鼻の先が国立劇場なので、伝統芸能情報館に寄っていくことにする。ちょうど企画展「人形浄瑠璃から歌舞伎へ」をやっており、人形浄瑠璃の発達の歴史を辿りながら、三大名作「菅原伝授手習鑑」「仮名手本忠臣蔵」「義経千本桜」を題材に、文楽と歌舞伎を比較していた。一人遣い時代の人形(お初・徳兵衛:和生拵え)が復元展示されており、興味深かった。次女は目敏く「あ、お初と徳兵衛だ。」と気づいた。先日、お参りした曽根崎の露天神社が印象に残っていたようだ。

続いて、国立劇場本館3階の資料展示室で「開場40周年記念・ポスター展」を観る。歌舞伎を中心に、国立劇場開場以来のポスターを展示したものだ。1997年の文楽公演のポスターを見て、次女がまたも目敏く「これ玉女さんじゃない?」と指摘する。10年前の吉田玉女を見分けられる小学生も珍しいだろう。

17時頃、車を出して、帰途につく。帰りも首都高4号線・中央高速ともに順調で、40分ほどで帰宅できた。