ロスアンジェルス出発

Wilm2006-12-19

3時半頃目が覚めてしまった。4時頃、意を決して起きて仕事の続きに取り掛かる。6時半頃から東の空が朝焼けになってきた。7時頃、日の出を拝む。ロスアンジェルス国際空港の25Rの終端に近いらしく、スカイウェスト航空やユナイテッド航空のEMB-120が目の前を降下していく。

風呂に入った後、8時からホテルのレストランでブレックファーストミーティング。最上階のエレベータホールからは、24Rに着陸していく旅客機や、雪のシェラネヴァダ山脈を背景にしたロスアンジェルスダウンタウンが見える。こんなにきれいに晴れ渡ったロスアンジェルスは初めてだ。写真は、24Rに降下していくサウスウェスト航空の2001年塗装のB737-7H4である。

9時頃部屋に戻り、荷物をまとめてチェックアウトする。昨日のNH6便の客室乗務員たちが同宿だったらしく、何人もチェックアウトの列に並んでいた。今日のNH5便は同じクルーになると思っていたが、まさかホテルまでいっしょだとは思わなかった。昨日、私のセクションを担当していた客室乗務員から「もうお帰りですか。」と声を掛けられた。1泊3日の米国西海岸出張で往復とも同じ航空会社を使うと、こういうことが起きる。

9:20頃、同行者と空港行無料シャトルバスに乗る。途中で、全日空B777-300が24Rに降下していくのが見えた。NH6便だろう。今日は、昨日ほど早い到着にはならなかったようだ。2時間後には搭乗することになる機材だ。

空港内は、出発客の車でかなり混雑していた。トム・ブラッドレー国際ターミナルで下車。全日空のチェックインカウンターで搭乗手続をすませる。免税品店を覗くが、めぼしいものがなかったので、保安検査場を抜けて、ゲートに向かう。

昨日到着した105番ゲートに駐機していたのは、JA733A(B777-381ER)。昨年10月に就航した-381ERの3号機だ。全日空は、B747を北米路線からすべて引き揚げ、代わりにB777の新鋭機材を続々と投入している。南ウィングに駐機しているのは、大韓航空アシアナ航空キャセイパシフィック航空とアジアの航空会社ばかりだ。アシアナ航空の客室乗務員の一団とすれ違ったが、いずれもすらりと背が高く、美人ぞろいだった。

ラウンジに行くのが面倒くさくなったので、南ウィングの端で、25Rから離陸していく旅客機・貨物機を眺める。アメリカン航空のMD-80、フェデックスのA310、MD-11F、コンチネンタル航空B737-724、ユナイテッド航空B737-322などが数分間隔で飛び立っていく。24Lからの離陸機との干渉を避けるためか、上昇しながら左旋回していく。