KE001便の機材

成田空港駅に到着すると、大韓航空のチェックインカウンターで搭乗手続をします。今回は、ロスアンジェルスで午前中から仕事があるので、最も早く現地に到着する大韓航空を選んだのです。大韓航空を利用するのは、2006年11月の京城出張以来2回目です。改修が終わったばかりの北ウィングを利用するのは初めてです。

外貨両替をしたり、「バイプレーン」を覗いたりした後、展望デッキに出てみました。搭乗口の26番ゲートは、展望デッキの目の前ですから、搭乗機が駐機しているかもしれません。26番ゲートには、真新しいHL7766(B777-2B5ER)が駐機していました。先月就航したばかりの最新鋭機材です。ラッキーと思ったのも束の間、スポットアウトして、RWY34Lから離陸して行ってしまいました。12:55発KE702便仁川行きだったようです。

となると、私が搭乗するKE001便は、間もなく仁川から到着するはずです。しばらく待っていると、果たして、13:18、RWY34Lに大韓航空B777-2B5ERが着陸してきました。地上走行の後、予想通り26番ゲートにスポットインしました。機材は、ちょっと古ぼけたHL7530。1997年3月就航の10年選手です。「ま、それくらいの方が初期不良も出尽くして、安全か。」と納得することにしました。

展望デッキを後にしようとしたとき、HL7530の背後を、ノースウェストのN539USが地上走行していきました。日本では珍しいB757*1です。釜山発NW6便として到着したところのようです。B757は、アメリカでは普遍的に見られますが、日本では、ボーイング機を偏愛している全日空ですら1機も採用していないので、なかなかお目にかかることがない機材です。

*1:ノースウェストは、成田を起点としたグァム・サイパン・釜山・広州の各路線でB757-251を運用しています。