NH9便の旅

英国航空のラウンジでインターネットを閲覧した後、出発ロビーに戻ると、ほどなく東京行きNH9便の搭乗開始。座席は6A。バルクヘッド席だ。

12:41、定刻より11分遅れでスポットアウト。ターミナル7の目の前のRWY13Lは、着陸に使用している最中なので、かなり離れているRWY13RまでB誘導路、P誘導路をゴトゴト地上走行していく。渋滞もなく、RWY13Rの終端に辿り着き、12:59、離陸。

しばらくロングアイランドの上を飛んでいたが、左旋回して海を渡り、本土上空に入る。ハドソン川を渡り、北西に飛行していく。座席ベルト着用サインが消え、機内エンタテインメント・サービスの提供が始まると、さっそくスカイマップをつける。高度はFL320で水平飛行になったようだ。14時頃、雲が広がり、地上が見えなくなってしまった。ロチェスターのあたりでオンタリオ湖へ抜け、トロントの横を通過したはずなのだが、何も見えない。14:24、ようやく雲が晴れ、スペリオル湖が眼下に見えてきた。14:53、スペリオル湖を縦断してカナダ上空に進入する。

食事は、アメリカ出発便なので、洋食のステーキに決めていたのだが、機内誌「翼の王国」を眺めているうちに、和食が食べたくなり、結局、和食にしてしまった。南九州の郷土料理がおいしい。アルコールのおかげで、デザートも食べずに寝込んでしまった。