徳寿宮

仕事は午後からなので、午前中は、同行者と市内観光をすることにする。まず、徳寿宮に行く。1611年から正宮や別宮として使われてきたようだが、ほとんどの建物は20世紀になってから再建されたものだ。どうもソウルの歴史的建造物は、例外なく火災に遭っているようだ。同行者曰く、「冬にオンドルを焚くせいじゃないですかね。」なるほど、これだけ乾燥した空気の中、木造建築物の床下で火を焚けば、失火の危険は高いに違いない。