寒露

Wilm2006-10-08

晴れ

今日もきれいに晴れたが、風が少し強い。

家族で橋本に文楽を観に行く。先日の「仮名手本忠臣蔵」で文楽の魅力に取りつかれたので、十月地方公演で「菅原伝授手習鑑」がかかるのを知るや、最寄りの橋本での公演を予約したのである。

京王稲田堤から京王相模原線に乗り、終点の橋本まで行く。急行ならわずか20分ほどで着いてしまう。心理距離に比べて時間距離は遥かに短い。相模原線は、多摩川、三沢川、乞田川、大栗川と川沿いに多摩丘陵の中腹を走っていくので、眺めがよくて好きな路線だ。終点橋本に到着すると、大きな町になっていて驚いた。JR橋本駅北口の駅ビル「ミウィ橋本」の7階にある「杜のホールはしもと」が今日の舞台である。5階のレストラン街で腹ごしらえをする。

5階の屋内庭園からは、丹沢山塊が美しいスカイラインを描いていた(写真)。中央の雲の下に見えるのが、最高峰・蛭ケ岳(1,673m)。その左に丹沢三峰の大きな尾根を落としているのが丹沢山(1,567m)、その左奥が塔ノ岳(1,491m)である。右端のピークは、焼山(1,060m)だろう。この塔ノ岳から焼山までの丹沢主脈縦走に娘たちを連れていきたいと考えている。