帰国の途へ

3時半頃に目が覚めてしまった。時差調整を兼ねて起床する。メールチェックをして仕事を片付けていく。これで、帰国後、山のようにたまったメールログを処理しなくてすむ。会社がVPNトンネルを掘っておいてくれたので、インターネットの常時接続で時間を気にせずにメールの読み書きができるようになったのはありがたい。

夜が明け、入浴・朝食の後、9時半頃チェックアウトする。車で空港へ行く。ユナイテッド航空の専用ターミナルのチェックイン・カウンタでも、Easy-Check-inをやっていた。有人カウンタは長蛇の列だったので助かった。予約していた座席は8Hだったが、バルクヘッド席の6Hが空いていたので、すかさず変更する。成田と違って、その場で荷物のチェックインもできるので便利だ。安全検査も空いており、無事通り抜ける。

まず76番ゲートに行くと、1993年塗装のB747-422が駐機していた。機尾の登録番号は見えなかったが、機首の番号からN117UAだとわかった。1999年1月29日受領の比較的新しい機材だ。

続いて、妻子への土産を探し始める。覚悟していたとは言え、ユナイテッド航空国際線ターミナル(C6)には、ろくな店がない。免税品店も貧弱な品揃えだ。隣のコンチネンタル航空と共用のC7ターミナルまで足を伸ばしてみたが、ここも同様である。ついに時間切れとなり、職場への土産のチョコレートを買っただけで、妻子への土産はないという異例の事態となった。機内販売の免税品にもこれといったものはないということは、往路で確認済みである。何ということだ。