こどもの日

Wilm2006-05-05

晴れ

今日は端午の節句だ。我が家は娘ふたりなので、特に祝い事はしないが、妻は毎年欠かさず、柏餅と菖蒲を買ってくる。夜は菖蒲湯だ。

昨日の後遺症で、腿が痛い。イタツミ尾根の500m急降下が効いたらしい。ふだんから、一日一回、自分のオフィスまで260段の階段を登っていたのだが、下りの練習はしていなかった。

どこにも出かける気がしなかったが、夕方、行きつけの床屋に散髪に行く。さすがに連休中なので、待たずに席に通される。若い理髪師は、型通り「連休中は、どこかお出かけになったんですか。」と尋ねてくる。「ええ、昨日山登りに。」と答えて会話が始まった。彼の山登りの経験は、今年の元旦に高尾山山頂で初日を見損ねた、というのが唯一だが、そのときの経験を手がかりに、次々と的確な質問をしてくる。山好きそうな客(私)とのコミュニケーションを図るとともに、自分の話題の抽斗を増やそうという意図が伺えた。その職人気質にちょっと感心したので、質問にはできるだけ丁寧に答えた。気持ちよく会話をして、髪もさっぱりして家路についた。