ウイングクラブコレクションL4

バンダイの「ウイングクラブコレクションL4」が出たので、4箱買う。3日連続、食玩の飛行機を買っているが、私が悪いのではなく、発売時期の調整を談合しない食玩メーカが悪いのである。中身は、零式艦上戦闘機52型、夜間戦闘機「月光」11型、Bf109F、DH98「モスキート」だった。

零戦や「月光」は期待通りの出来栄えだ。下手な塗装剥げ表現がないので、昨日のエントリの分類で言えば、(i)にあたる。デカールを貼ると(ii)になるわけだ。
http://d.hatena.ne.jp/Wilm/20060328

それに対し、「モスキート」はエフトイズの「双発機コレクション」で出たものと一長一短。塗装の質感はエフトイズの方が優れている。

Bf109Fは、色が酷い。機体のサンドイエロー、下部のライトブルーともに濃すぎる。しかも、アフリカ戦線に投入された機体を再現するのであれば、空気取り入れ口に防塵フィルタを付けるべきだ。どうせなら、ハンス・ヨアヒム・マルセイユ中尉機のデカールを用意してほしかったところだ*1。これも、タカラから出た「世界の傑作機 SERIES 1」に入っていたマルセイユ中尉機のBf109Fに軍配が上がる。

*1:このシリーズは、デカールの選択肢を豊富に用意しながら、説明が一切ないのは不親切極まりない。