Wilm2006-03-16

晴れ後雨

今日は長女の卒業式だ。会社を休む。長女はいつも通りの時間に登校していった。もうその必要はないのに、ランドセルを背負っていった。もう一生二度とランドセルを背負わなくなるのが名残惜しかったらしい。ベランダから見送ると、6年前と後姿の大きさが違う。

次女は休校だが、一人で置いていくわけにもいかないので、9時半頃、3人で出かける。

10時から小学校の体育館で卒業式開始。校歌斉唱に続いて、卒業証書授与が行われる。卒業生ひとりひとりの名前が呼ばれ、校長先生から卒業証書を頂く。壇上に立つ子たちは、この6年間でずいぶん大きくなったものだ。緊張した面持ちで順番を待っていた長女も、無事、校長先生から卒業証書を手渡して頂くことができた。親としては、これで一区切りついたという感慨を覚える。

校長先生のご挨拶、記念品の授受、卒業生の別れの言葉、在校生の送る言葉の後、在校生の歌の中、卒業生が退場して終了となった。卒業生がいったん教室に戻った後、体育館でクラス別の記念写真撮影があった。入学時にもこうやって集合写真を撮ってもらったが、ついこの間のことのような気がする。それでも、6年の歳月は確実に流れ、長女は小学校を巣立つことになった。

帰り際に長女の教室に行ってみる。先日の学習発表会では、子どもたちの歓声が響いていた教室は、きれいに整理されていた。黒板に担任の先生がお書きになった「ご卒業おめでとうございます。」の言葉だけが残っていた。

近所に住む同級生の親子といっしょに帰る。我が家のマンションの前で別れる。4月からはいっしょに中学に通う仲だ。

帰宅後、長女に双方の祖父母に電話で卒業の報告をさせた。

夜になって風雨が強くなった。春の嵐だ。