2006-02-25 「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」と「怒りの日」 音楽 クラシック 映画「チャーリーとチョコレート工場」のビデオを観たので、余勢を駆って、ティム・バートン好きの同僚が貸してくれた「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のサントラCDを聴く。「チョコレート工場」や「コープスブライド」の音楽も手がけたダニー・エルフマンの作曲である。聴いているうちに、随所にグレゴリオ聖歌の「怒りの日Dies irae」が動機として用いられていることに気づく。ベルリオーズの幻想交響曲やラフマニノフのパガニーニ狂詩曲*1に用いられている旋律である。キリスト教圏の人々には、最後の審判の恐怖が刷り込まれているらしい。 *1:トリノ冬季オリンピックのフィギュア女子で1位となった荒川静香のエキジビションでパガニーニ狂詩曲の第18変奏曲が使われていた。私の好きな曲である。