MD-83の事故

報道によれば、12月26日夕刻(米国太平洋時間)、シアトル・タコマ国際空港を出発したアラスカ航空536便のMD-83(N979AS)が上昇中に機体に穴が開いて急減圧したため、急遽引き返すという事故があったようだ。原因は、ベルトローダ車が機体にぶつかったためとのこと。旅客機が作業車に「当て逃げ」されるという珍しい事故だ。N979ASは、先日買ったN962ASと同型機だ。米国国家運輸安全委員会(NTSB)のホームページでMD-83のインシデント歴を検索すると、全部で20件出てくる。そのうち、アラスカ航空は今回で5回目だ(重大事故は2000年1月の墜落事故のみ)。全部で26機のMD-83を運用しているとは言え、少し多いかもしれない。

http://d.hatena.ne.jp/Wilm/20051201