夏の大三角形と冬の大六角形

多摩図書館に寄ったり、買い物をしたりしてから帰宅すると、もうとっぷり日が暮れた。マンションの5階から、プラネタリウムで教わった通り西天を望むと、デネブ(はくちょう座)、ベガ(こと座)、アルタイル(わし座)の「夏の大三角形」が巨大な鋭角直角三角形に見えた。娘たちを呼んで見せてやる。わし座は、ガニュメデスがゼウスの化身の大鷲にさらわれる場面だと説明すると、次女が「おしっこ漏らしながらでしょ。」と言う。9月にドレスデン国立美術館展で観たレンブラントの「ガニュメデスの誘拐」(1635)がよほど印象に残ったらしい。9日に最大光度(-4.7度)に達した金星が煌々と輝いていた。
http://d.hatena.ne.jp/Wilm/20050904

夜、次女が寝る前に、昨日作ったピンホール・プラネタリウムを寝室に投影してやる。これまた無数の星*1なので、一瞬どれがどれだかわからない。オリオン座を見つけ出して、何とか、リゲル(オリオン座)、シリウスおおいぬ座)、プロキオンこいぬ座)、ポルックス(ふたご座)、カペラ(ぎょしゃ座)、アルデバラン(おうし座)の「冬の大六角形」を同定できた。星を説明するのに、レーザポインタが必要だ。

*1:肉眼で見える6等星までの約6,000個と、肉眼では見えない7等星の一部約4,000個が表示されている。