ハムスター出産

真夜中にひとりでプラネタリウムを組み立てていると、ハムスターのケージの方でチィチィ声がする。はて、ハムスターはふだん鳴かないのにどうしたのだろう、と心配になって覗き込んでみる。何と、小指の第一関節から先くらいの新生児が1匹うごめいているではないか。巣箱から這い出てしまったものらしい。寝ている妻子を起こす。妻子の見ている前で、母親(愛称「チビハム」)がくわえて巣に戻したようだ。いったい、いつの間に懐妊したのだろう。父親は、ほかの2匹のうちのどっちだ?早く名乗り出て、認知せよ。*1

*1:後に妻子に聞いたところによると、父親は、いっしょに買ってきた愛称「ナッツ」の方らしい。ここ数日、「チビハム」の腹が大きくなっていたので、妊娠の可能性を疑っていたという。長女などは、こういう事態に備えて使用済みの藁草のにおいをつけた箸まで用意していたとのことだ。はよ言わんかい。