日本民家園

年賀状の家族写真を撮るために、生田緑地に出かける。日本民家園に借景したシリーズも今年で5回目だ。去年は、12月中旬でも紅葉していたが、今年は盛りを過ぎたようだ。やはり秋が早い。日本民家園に入ってすぐの佐地家門の紅葉がきれいだったので、そこで写真を撮る。

奥の門の近くの菅原家まで行くと、雪囲いの取り付け作業中だった。北村家では、まだ八日僧の籠を掲げていなかった。あれを見ないと、年の瀬を迎える気分にならないのだが。信越の村まで戻り、例によって山下家で昼食にする。ここの温かい蕎麦は我が家のお気に入りだ。民家の香りに包まれながら、冷酒を飲みつつ蕎麦を食するのは至福のときである。

食後、船越の舞台まで登っていったが、途中これといった撮影場所が見当たらなかったので、佐地家門の写真でよしとする。奥の門から出る。

その足で狛江スポーツセンターに行き、そこで私を降ろして、妻子はUnidyへ走り去って行った。私は12月に久しぶりのゴルフを予定しているので、俄か練習をしようというわけである。3年半ぶりにゴルフクラブを握る。しかし、体が覚えているもので、ボールはちゃんと前へ飛ぶ。私の球筋やフォームを見れば、私のゴルフクラブがクロゼットの中で3年半ひたすら持ち主を待ち侘びていたとは(そして私が100を切ったことがないとは)、誰も思うまい。かつてのように、7I・5I・3I・5W・3W・1W・9Iの順に2カゴ打つ。あと1カゴはPWで苦手のアプローチの練習だ。だいたい(ゴルフでは、この曖昧さが明暗を分けるのだが)狙ったところにボールが落ちるので満足する。支払いを済ませ、ロビーで新聞を読んでいると、ほどなく妻子が迎えに来た。Unidyでハムスターのエサやら何やら仕入れてきたらしい。