水辺の散歩

15時半頃、勉強で机にしがみついている妻を置いて、娘たちと多摩川へ散歩に行く。久しぶりに河原に出てみると、川崎側はほとんど水が引いて広大な河川敷になっている。娘たちは、虫取り網と魚すくいの網を持って張り切っていたが、昨日今日の冷え込みのせいか、虫の姿はほとんどない。娘たちの虫取りの戦果は、ベニシジミ1匹とカワラバッタの幼生1匹、という文字通り小さなものだった。魚取りの方は、浅瀬でメダカをすくった。

捕まえた生き物を逃がしてから、上河原堰のダムまで遡る。今年は、水源地で降雪が少なかったのか、放水量が少ない。三沢川水門の下に砂地が出ていたので、水門をくぐってみる。三沢川から流れ込む水は、間近で見ると透明できれいだ。どうりでカワセミが棲むわけだ。続いてニケ領用水の方へ行ってみる。南武線の線路際の水辺にキショウブが咲いていた。めずらしく、ハクセキレイを見かけた。まだ冬毛だ。