冬の大六角形

夜、長女が「理科の宿題で星座観測をするのを忘れていた。」と言い出した。今何時だと思っておるのだ、22時半を過ぎとるぞ。慌てて、星座のWebページで今の惑星の位置を確認してから、厳重に厚着をして外に出る。マンションの最上階の端からほぼ全天が望める。途中、雲がかかってきたものの、リゲル(オリオン座)、シリウスおおいぬ座)、プロキオンこいぬ座)、ポルックス(ふたご座)、カペラ(ぎょしゃ座)、アルデバラン(おうし座)を結ぶ「冬の大六角形」を何とか同定できた。さらに、東天の月の下には木星、ふたご座の中に土星、西天に火星の各惑星もはっきり見える。双眼鏡でオリオン大星雲も見えたので、まずまずのシーイングだ。残念ながら、北天のカシオペア、北斗七星、北極星は霞の中だった。天文年鑑によると、土星が衝で観望好期らしいので、明日も晴天だったら、天体望遠鏡で見てみよう。しかし、骨の髄まで冷えた。風呂に入り直しだ。