2010-05-12 カティンの森 映画 01:45 「カティンの森」の東京での上映が今日で最後であることを思い出し、急遽、新文芸坐へ。重く苦い映画だ。ソ連の残虐な戦争犯罪。戦後、親ソ政権下で歴史的事実の歪曲を強いられる苦渋。幾多の挿話が淡々と描かれていく中から、二大国に蹂躙された小国の悲劇が浮かび上がる。我々が学ぶべき教訓も多い。 02:00 「カティンの森」の音楽は、ポーランドらしく、ペンデレツキとショパン。最後の虐殺シーンで流れる「ポーランド・レクイエム」が深々と結ばれた後、無音のエンドロールになる。これ以上の「追悼音楽」もないだろう。見逃した方はDVDの視聴をお勧めする。 http://bit.ly/b9TTdg