国立博物館 雪舟「秋冬山水図」
お目当ては、国立博物館で16日から始まった雪舟「秋冬山水図」(15世紀末〜16世紀初)の公開が今日で終わってしまいます。この機を逃すと、1年待たされることになるので、長女とふたりで国立博物館に出かけて行きました。本館2階の国宝室に直行します。秋景と冬景の二幅が並べて展示してありました。いずれも、力強い線が峻厳な雰囲気を漂わせています。長女は強い感銘を受けたようです。来年は、長谷川等伯の「松林図屏風」を見せてやることにしましょう。
本館の平常展を観た後、法隆寺宝物館へ行って、重要文化財の金銅仏を拝みました。菩薩半跏像の中には、先日、広隆寺で観た弥勒半跏思惟像(泣き弥勒)を想起させるものもありました。
写真は、昨年暮れに買ったNatura Classicaで撮影したものです。さすが、高感度撮影を標榜するだけあって、薄暗い国宝室の中でもフラッシュなしできれいに撮れました。*1