「セザンヌ4つの魅力」展 質の高い石橋コレクション

家族でブリヂストン美術館へ「セザンヌ4つの魅力」展を観に行きました。石橋コレクションの中から、人物・静物・風景・水浴という4つのテーマに沿ってセザンヌ作品を選び出し、展示するという企画です。「帽子をかぶった自画像」(1894)、「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」(1906)などは、セザンヌの代表作の一つと言ってもいい作品です。

続いて常設展も観て回りました。久しぶりにこの美術館に来ましたが、バルビソン派以降のフランス美術のコレクションは、目を見張る質の高さです。国内では、国立西洋美術館の松方コレクションと双璧でしょう。娘たちには、フランス近代美術を概観するよい勉強になったと思います。