東京タワー

大倉集古館の「花鳥展」を観終わった後、東京タワーまで歩いていく。大展望台まで登ってみることにする。エレベータは長蛇の列で15分ほど待たされる。

地上150mの大展望台2階まで上がると、暮れなずむ東京の街が眼下に広がる。西の空は雲っているが、竣工間近い東京ミッドタウンの左、東京オペラシティ新宿パークタワーの間に武甲山(1304m)が頂をのぞかせていた。

時間が遅いので、地上250mの特別展望台まで登るのは別の機会にすることにした。そもそも、大展望台の料金が大人820円、特別展望台まではさらに600円、合計1,420円というのは少々高いだろう。今日日、150m以上の高さの展望室まで無料で登れるビルはざらにあるので*1、世界最高の自立式鉄塔の最上階まで行く、ということに意義を見出さねばなるまい。大展望台1階に下りると、「ルックダウンウィンドウ」と称して、強化ガラスの床から145m下を見下ろせる趣向があった。

今日は、アイルランドとの国交関係樹立50周年記念とかで、19時から緑色にライトアップされるとのことだったが、アイルランドにそれほど思い入れがあるわけではないので、帰途についた。

*1:東京都庁45階展望室(360度)、丸ビル35階展望室(南側のみ)、恵比寿ガーデンプレイスタワー39階(北側のみ)等。