羽田第1旅客ターミナル

第1旅客ターミナルの屋上展望デッキに上がってみると、すでに夕日は沈んだ後で、丹沢山塊の上に富士山がシルエットになっていた(写真手前はJA8084)。

こちらにもJA8084(B747-446D)やJA8162(B747-246B)などのB747がいる。羽田空港は、今や、現役のB747を世界で最も数多く見ることができる空港だろう。このJA8162などは、日本に4機しか残っていない絶滅危惧種のショートアッパーデッキ型B747B747-246B) *1のうちの1機で、唯一、B747-300用エンジン*2を搭載し、かつてはニューヨーク線にも就航していた老兵である。しかも、今や貴重な鶴丸の1989年塗装だ。遠からぬ退役の日まで活躍を祈る。

ゲートには、2機の「先得ジェット」(JA8984・JA772J)が仲よく並んでいた。先ほど、JA771Jの離陸を見たので、「先得ジェット」を3機とも見たことになる。すごく「得」した気分になる。

と、十分満足したところで帰途に着く。京浜急行南武線と乗り継いで、19時頃帰宅。遊びすぎて、外が暗くなってから帰宅する子供のような心境だった。

夜になってから、足に悪寒が走り、熱が出始めた。風邪か。

*1:JA8131・8141・8150・8162

*2:P&W製 JT9D-7R4G2