京葉線不通

報道によると、早朝に東京駅地下の鍛冶場氏変電所で発生した火災のため、京葉線が全線不通になったという。全線の運転再開は午後にずれ込み、完全な復旧は明日になるとのことだ。大混乱に巻き込まれた方々にはお気の毒なことであった。

最近、この手の豪快な事故災害が多い。それに比べれば、私が通勤に使っている小田急線が、朝のラッシュ時に定常的に遅れるなどかわいいものだ。新宿駅に到着する際、「この電車は約3分遅れて到着します。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。」と車内放送で車掌が詫びるのが日課になっている。かつては、「特定の列車への集中混雑のため。」と、さも特定の列車に意味なく殺到した客が悪いかのような理由をつけていた。しかし、遅延が常態化すると、それも通用しなくなり、最近では「車内で急病人が発生したため。」というのをよく耳にする。通勤客の健康状態がかつてに比べて急速に悪化したようである。遵守できないダイヤグラムであれば、いっそ改定したらどうだろう。その方が、顧客の期待管理上もいいと思うのだが。