L-1011-1ゲット!

夕刻、外出の帰りに恵比寿を通ったので、駅前の「Mr.CRAFT」に寄る。4階のプラモデルコーナを見ても、これと言った収穫がなかったので、試しに5階の「マイショップ」に行ってみる。「ここも掘り出し物がないな。」と思っていると、奥の方のショウケースに全日空商事の1/500のL1011-1が置いてあった。しかも、1969年塗装(モヒカン)塗装と1983年(トリトンブルー)塗装の2種類がある。登録番号はいずれもJA8509*1なので、塗装変換の前後の同一機材ということになる。この模型は、絶版になって久しく、入手を諦めていただけに、こんなところでお目にかかるとは思ってもみなかった。全日空商事からNG(New Generation)仕様で再発されるかも、という考えが一瞬頭をかすめたが、「旅客機フィギュアは迷ったら買え。」の鉄則に従うことにした。両方とも買ってしまおうかとも思ったが、そこは自制して、モヒカン塗装だけにした。トリトンブルーはNG化を楽しみにすることにしよう。

JA8509は、去年の8月にローソンが清涼飲料水にベタ付けした「全日空ダイキャストフィギュア」にも採用された機材だ。さすがに、こちらは1/500だけあって、タダの1/700のフィギュアとは比較にならない。操縦席の窓枠、貨物室のドア、機首の機番「09」等々、現在の水準に照らしても、遜色のない出来である。唯一、旧世代仕様なので、降着装置はリアリティに欠けるが、目をつぶるとしよう。
http://d.hatena.ne.jp/Wilm/20050819

*1:JA8509は、全部で21機導入された全日空のL1011-1の中で、最後に退役した機材だ(1995年12月8日登録抹消)。