F-1支援戦闘機

「日本の翼コレクション」のF-1支援戦闘機開封屋で手に入れた。同シリーズの機種が一通りほしくなり、T-2高等練習機だけでは物足りなくなったのである(案の定、だんだん嵌りつつある)。

デカールは、77機生産されたF-1の最終製造機であり、今年3月9日のF-1の最終運用時に第6飛行隊長・高部充博2等空佐が搭乗した70-8277号機(第8航空団第6飛行隊所属・福岡県築城基地)にするため*1、機番を切り貼りした。 模型の緑系迷彩のパターンは実機と微妙に異なるうえ、実機のコクピット脇には「HAWK」と愛称が書かれているので、ラストフライトの70-8277号機を正確に再現したことにはならないが、言われなければ、誰も気づくまい。さらに、垂直安定板の機番は、「7」を2つ使うので、一桁目はF-4EJ改のデカールを流用しているのだが、字体が微妙に異なる。しかし、これも言われなければ、誰も気づくまい。

完成すれば、T-2と同様、引き締まった機体が格好いい。国産初の超音速ジェット練習機・戦闘機であるT-2/F-1ファミリーが退役してしまったのが惜しまれる。

*1:この情報を得るために、わざわざ月刊「航空情報」6月号を購入した。