ここでも東京大空襲

江戸東京博物館の5階展示室には、東京大空襲関連の展示もある。1944年11月以降の東京空襲の被災状況の展示は、人口密集地から順次、東京が焼け野原になっていく様をありありと描き、慄然とするものがあった。17時半の閉館時間となり、1階に下りると、東京都主催の「東京空襲資料展」がまだ開いていた。ここでも、穴だらけの鉄兜や母親の背中で凍死した幼児の着物など、思わず襟を正す展示物が並べられていた。

両国から総武線に乗り、電車を乗り継いで19時頃帰宅した。娘たちには、広島・長崎に続いて、東京大空襲の恐ろしさを教えることができたと思う。