網代

今日は、両親の金婚式のお祝い会を網代で行う日だ。昼過ぎに出発し、新宿の小田急百貨店で金婚式の祝いの品を探す。あれこれ物色した末、ボヘミアグラスの花瓶に決めた。鮮やかな赤に金の縁取りがしてあり、金婚式に相応しい品だ。

12階の蕎麦屋で昼食をとってから、中央線快速で東京駅に向かう。10番線で両親と落ち合い、15:30発の特急スーパービュー踊り子7号(3007M)に乗車。車輌は、251系のRE-2編成だ。4号車(カスタムユニット車)海側の11AB・12AB・13ABを予約しておいた。窓が天井近くまで伸びているので、景色が大きい。車と違って、ビールを飲みながら車窓の景色を楽しめる鉄道の旅も悪くない。

相模川を渡り、平塚を過ぎると海が見えてくる。悲劇の巡洋艦「酒匂」の名前の由来の酒匂川を渡ると小田原だ。熱海までの間、広々とした相模湾の景色を楽しむ。熱海を過ぎて間もなく、16:57に網代に到着した。駅前からタクシーで山を登り、今日の宿、「高風荘」に到着。部屋のベランダからは、相模湾が一望のもとだ。初島の上には、月齢12.9の月がかかっている。山の上に富士山も顔をのぞかせていた。
http://d.hatena.ne.jp/Wilm/20060128

入浴後、夕食。両親の金婚式を祝う。海の幸をふんだんに使った豪勢な料理だった。夕食後、我々の部屋に集まり、花札で遊ぶ。と言っても、私は例によって酔いつぶれていたのであるが。