玉川上水代田橋開渠部

仕事で代田橋に行く。甲州街道沿いに歩いていると、玉川上水の開渠部に出た。ここだけ、木が生い茂り、自然が残っている。久我山から下流は全部暗渠化されていると思っていたが、調べてみると、ここ代田橋笹塚駅の前後の3箇所だけ、開渠のままになっているようだ。羽山取水堰から四谷大木戸まで全長43km、高低差92m、勾配1/467。ほとんど水平と言ってよい。350年前の我が国の測量・土木技術の高さが窺われる。