ぶらあぼ

会社の帰りに新宿のTOWER RECORDSに寄って、「ぶらあぼ」11月号をピックアップする。無料のクラシックの演奏会情報誌だ。1998年10月号以来7年間、毎月欠かさず入手しているので、もう86冊目になる。*1毎月18日の配布開始日にレコード店などで入手できないと、ちょっとどきどきする。後日、無事入手できると「やれやれ、今月も無事ゲットできた。」と安堵し、帰りの電車の中で「さてさて、面白いオペラ公演や演奏会はないか。」と頁をめくるのが至福のときになっている(そういう情報に行き当たるのは稀だが、それでもいいのである)。

そう言えば、私にとって、レコード店が、もっぱら「ぶらあぼ」を入手するためだけに訪れる場所になって久しい。本をほとんどamazonで買うようになっても、本屋に行くこと自体が楽しいが、CDを買わないのであれば、レコード店に行く理由はない。HMV.co.jpに毎日行っていれば、掘り出し物も見つかる。*2このあたりが、音楽メディアのつらいところだろう。

*1:1998年10月号は114頁、2005年11月号は248頁。7年間で内容が倍増した。

*2:昨日も、これまで探していたロジェストヴェンスキーのショスタコーヴィチ交響曲全集を格安で見つけて注文したばかりだ。