S2 IS

amazonに注文していたS2 ISが昨日届いていた。これまでメインで使ってきたG2は、画質には今でも十分満足している名機だが、そろそろ4年経ち、起動の遅さや電池消費の点で不満が出てきた。3.6倍という光学ズームも、野鳥や旅客機の撮影には物足りない。いつしか10倍ズーム機がほしくなり、S1 ISに注目したのだが、画素数3Mは少なすぎる。後継機S2 ISの登場を心待ちにしていたら、12倍ズーム、画素数5Mという理想的な仕様で製品化された。美しい曲線を描く外観には一目惚れだった。一応DMC-FZ5を競合機としたが、店頭で実物を手にして、その安っぽい仕上がりに迷いは消えた。あとは価格のみ。人気があるせいか、実勢価格はなかなか下がらない。そうこうしているうちに、先週のNIKKEIプラス1で望遠デジカメ特集をやっており、「これは、もう買ってよい、という啓示かも。」と都合よく解釈した矢先*1amazonで5,000円引き+10%引きになったので、ついに注文に踏み切った次第である。amazonの箱の中からデジカメが出てきたときの妻子の冷たい視線にも耐えることができた。インプレッションは以下の通り。

  • グリップ感がよい。上質の道具らしく、手になじむ。
  • 起動・合焦・ズームとも快速である。
  • G2以来のバリアングル液晶モニタは一度使うと固定式が使えなくなる。G2と同じ1.8型というのはちょっと小さいが。
  • ファインダーの液晶の画質があまりよくないのは、店頭で確認済み。
  • アルカリでは駆動時間が短そうなので、別売の充電セットを買わざるを得ないだろう。
  • 記録媒体がSDなのは、時の流れというものか。G2のCFが流用できないのが残念だ。
  • 今日の写真はS2のマクロで撮った。よくよく見ると、指紋まで写っている。

Canon PowerShot S2 IS PSS2IS

*1:妻子の反感を予想すると、若干の逡巡があったのである。