京都日帰り出張

今日は京都に日帰り出張だ。いつも通りに出社して一仕事片付けてから、東京駅11:50発のぞみ17号博多行きに乗車する。車両はJR西日本自慢の500系だ。先頭車両の写真を撮っていたら、自席のある10号車までホームを戻る余裕がなくなってしまい、車内通路を歩いていく。慌しいことである。

座席予約をするとき、A(海側)にするかE(山側)にするか迷ったが、Eにして正解だった。A側の窓は全部日除けが降ろされている。平塚のあたりから丹沢の大山がよく見えた。堂々とした山容だ。そろそろ娘たちと登らなければ。富士山はあいにく雲の中だった。高度の低い雲が西からどんどん流れてくる。

関が原を過ぎると、もう一つのお目当てである伊吹山が見えてきた。標高は1,377mと大山よりも200m近く低いが、山体が間近に迫っているので威圧感がある。名古屋に住んでいた頃、冬の「伊吹颪」が寒かったことを思い出す。風にきらきらと雪片が混じっていたものだ。14:11定刻に京都に到着。

仕事をしている間に、天気予報通り一雨あったらしい。京都駅17:09発のぞみ20号東京行きに乗車。揖斐川のあたりで虹がすっくと立っていた。6号車19Aという座席のせいもあるのか、よく揺れる。書類を読んだり、PCでメールをしたりしていたら気持ちが悪くなった。500系は、時速300kmを出すために、ほかのすべては犠牲にしました、という感じで、あまり好きになれない。