JA405A

長崎空港ターミナルでは最後の買い物。安全検査を抜けて5番ゲートに行くと、駐機していたのはJA405A(B747-481)。翼端にウィングレットのついた国際線用機材だ。ということは、2階席はCクラス。今朝、座席変更しておいて大正解だった。19時頃搭乗開始。西の空は夕焼け色に染まっている。座席は82C。左隣の82Aが長女で、前が両親、後ろが妻と次女だ。19:31スポットアウト、19:40に32から離陸。あとは夕闇の中の飛行だ。妻子は、珍しくCクラスの座席に座れてご機嫌である。もっとも、時刻表に軽食提供便とあるので、てっきり夕食が出るのかと思っていたが、甘かったようだ。21:10、羽田空港の34Rに着陸。21:13に509番スポットに沖止め。バスで第2ターミナルに移動する。

ターミナルの蕎麦屋で遅めの夕食を取った後、モノレールで帰る両親と別れる。我々は京浜急行に乗る。蒲田のあたりで土砂降りになった。川崎で南武線に乗り換え、家に辿り着いたのは、23時を回る頃だった。敗戦60年目の夏に、父に海軍兵学校を再訪させ、娘たちに長崎を見せることができた。