多摩川で(爬)虫(類)捕り

天気がいいので、弁当を持って河原に出かける。バーナーで湯を沸かし、インスタントながら味噌汁つきの豪華なピクニックだ。

食後、娘たちは虫捕りを始める。長女がシオカラトンボ、次女がモンシロチョウなどを捕まえていたが、そのうち、長女が大物を捕獲した。体長20cmはあろうかというカナヘビだ。ビニール袋ごしにまじまじと見ると、いかにもヴェロキラプトルの末裔といった獰猛な風貌である。体長が200cmでなくてよかった。観察した後、放してやると、草薮の中にちょろちょろと姿を消した。

大きな水溜りの水面は、コイの稚魚と思しき小魚が無数にはねて、きらきらしている。浅瀬には、産卵を終えたコイが何匹も死んでいた。