船橋ジュニアオーケストラ第24回定期演奏会

姪たちが船橋ジュニアオーケストラ第24回定期演奏会に出演するというので、船橋まで出かける。鹿島田で横須賀線に乗り換えると、乗り換え回数1回で船橋まで行ってしまう。

会場の船橋市民文化ホールの前で義父母に会う。入場して2階席に陣取る。上の姪が第1ヴァイオリン、下の姪が打楽器で参加している。14時開演。指揮は江上孝則氏。プログラムは、大学祝典序曲、ルロイ・アンダーソンの小曲集、ベートーヴェンの第7交響曲という意欲的なものだ。小学校高学年〜大学生という構成のアマチュアオーケストラには過大な選曲では?という懸念は1曲目で解消した。 アンサンブルはきちんと揃い、音色もよい。

大学祝典序曲でティンパニを務めた下の姪は、アンダーソンの「シンコペーテッド・クロック」では、ウッドブロックのソロ。最後までリズムが崩れることなく叩き終えたので、思わず「ブラボー!」と叫ぶ。

休憩後、メインのベト7。さすがに、ホルンやトランペットの音色が苦しいところもあったが、この難曲を緊張が途切れることなく弾き切ったのは賞賛に値する。相当の訓練を経たのだろう。上の姪が大学生に混じって懸命に弾く姿は健気だった。指揮の江上氏は、子供たちを的確にリードし、最後の総奏まで無事に導いていった。

アンコールは、ハンガリー舞曲の5番と6番。全楽員が勢ぞろいになる。遅めのテンポで旋律をねっとり歌わせた独特の解釈。最後まで力演で、アマチュアオーケストラの演奏でしか得られない感動を味わうことができた。

終演後、北習志野の義兄姉の家に泊まりに行く。