柏の田園風景。

Wilm2004-05-03

曇り一時雨後晴れ。

枕が高かったせいか、ひどく寝違えて首が上と右に回らなくなった。こんなにひどい寝違えは初めてだ。関節の潤滑油が切れてきたのか。右を向こうとすると、首に激痛が走るので、体ごと向けねばならない。さしずめ、旋回砲塔の戦車から固定砲塔の突撃砲に乗り換えたようなものだ。そう言えば、オットー・カリウスの戦記に、ヤークト・ティーガーに初めて搭乗したときの欲求不満が書かれていたっけ。
ISBN:4499226457
ISBN:4499226538

娘たちは、夕べいっしょに泊まった下の従姉と外で遊び通しだ。一時も休むことがない。私は、痛い首を動かさないように、本や雑誌を読む。

遅い昼食後、柏のあけぼの山農業公園へ行く。最初のうちは霧雨が降っていたが、すぐに止んだ。子供たちはフィールドアスレチックに夢中になる。帰りに、関東三大弁天の一つを標榜する布施弁財天に寄る。八角の鐘楼が珍しい。閉園時間をとうに過ぎた頃、駐車場に戻ると、うちの車だけになっている。子供たちは、近くの原っぱでキャッチボールをしたり、ノイチゴ摘みをしたりして遊ぶ。土手に上がってみると、見渡す限り水田が広がっている。十三夜の月がタンポポ野原の向こうにぽっかり浮かんでいた。